ボンネビルスピードマスターのブレーキホースを交換

ハンドルを交換してブレーキホースの取り回しが不自然になり、ハンドルを切るとヘッドライトに触れてしまうので交換しました。

スピードマスターはABS車両なので自分で作業することに躊躇していたのですが、海外のボンネビルボバーコミュニティを見ていたらブレーキホースを交換している人がいたのでやってみることにしました。

用意したパーツは「A9630655」に含まれているブレーキホースとワッシャーです。ブレーキホースには「2025570」と印字されていました。おそらくボンネビルボバー標準のブレーキホース「T2025570」と同等のものだと思います。

それから新品のブレーキフルード、注射器と内径4mmの耐油ホースも用意しました。

作業に入ります

まずはバッテリーのターミナルを外しました。作業中、ABSユニットが作動してエアを噛んだりしないようにする為です。

次にガソリンタンクを外しました。ブレーキホースはガソリンタンクの下を通っているからです。

交換するのは青色で表示している部分です。

リザーバータンクの蓋を開けてフルードを抜き取りました。自分は使い捨てウエスに吸わせました。フルードは塗装を痛めるそうなので垂れないように養生しています。

元のブレーキホースを外して新しいブレーキホースに付け替えました。元のホース内にフルードが残っているので飛び散らないように注意しました。

上が新しいホース。下が元のホースです。長さとバンジョーの曲がりが違いますね。

ブレーキブルードを注入します。ブレーキラインがU字になっているので重力を使ったエア抜きは難しいそうなのでキャリパー側から入れました。ボバーのコミュニティにもそう書いてありました。

ホースを付けた注射器にブレーキフルードを充填してキャリパーのブリードバルブにセットします。(画像はフルード入っていませんが)

ブリードバルブを開けてフルードを注入します。ちなみにバルブは3/4回転くらいさせないとフルードが入っていきませんでした。

フルードが入っていくとリザーバータンクの底から湧き出ててきます。ほんの数秒でフルードが出てきたので勢い余って吹き出してメーターとヘッドライトにかかってしまいました。すぐに水で流しました。

ブリードバルブを閉めてブレーキレバーを握ってみると普段のタッチだったのでエアは噛んでいないようです。

まだブレーキラインの大半は古いフルードが入っているのでこの流れでブレーキフルードを交換しました。

終わったらリザーバータンクの蓋をして、ガソリンタンクとバッテリーのターミナルを元の状態に戻しました。

フルードがあちこちに飛び散っていたので最後に水をぶっかけて洗車しました。

交換後。非常にスッキリしました。