ボンネビル スピードマスター,バイク

転倒でタンクがヘコんでいましたが、状態のいいタンクが安く手に入ったので交換します。

こんなマイナー車種のタンクが出てくるとはなんと有り難いことか。交換で済むならそれが一番楽ですからね。

ヘコんだ方は後で修理の練習だったり、オリジナル塗装にして遊んだりできるかもしれません。

早速燃料を抜いてタンクを外しました。

右が今まで付いていたタンクで初期カラーのクランベリーレッドです。
左は色が暗いというか落ち着いた感じですね。現行のコードバンレッドでしょうか?

旧カラーは裏まで赤いです。

新しいタンクには燃料ポンプが付いていなかったので移植しました。

その燃ポンですが、ネジを外したらスポっと簡単に取れるかと思いきやタンクの中にウネウネと配置されていて初見だとまるで知恵の輪。
燃料計のフロートも外からはどうやってくっ付いてるのか分からず手だけ突っ込んで指先の感覚に頼っての作業になり、初見ではなかなか苦労しました。

取り出したそれらは想像よりもデカくてまるで金属でできた内臓のようでした。

何とか移植手術を終えてタンクを車体に搭載することができました。

写真だと色が変わった気がしない…。

抜いていたガソリンを戻してエンジンの始動を確認。とりあえず成功。
タンクのヘコみがなくなってハッピーです。

ボンネビル スピードマスター,バイク

転倒した時にガソリンタンクにハンドルのスイッチボックスが当たったようでヘコみができてしまいました。

塗装は無事だし一見すると目立たないのですが、跨った時に気になってしまう場所でした。
跨るたびに気分が萎えるので何とかしたいのですが新品タンクは30万円と高額。安く済ませるなら板金でしょうか。

Amazonで売ってるクソ安デントリペアキットを使ってヘコみを引っ張り出して修復に挑戦してみることにしました。

あまり期待はしないけどこれで直ったらラッキーと思える絶妙な価格設定。自分もその罠にハマりました。

タブをグルーガンで貼り付けてグニグニ引っ張ります。

タブに力がかかると剥がれてしまうので貼り直してグニグニ。剥がれたところを清掃したりでちょっとめんどい。でも何度かモニモニやっているとヘコみの範囲が少し狭くなりました。まさかコレはイケるのでは?若干期待に胸を踊らせながら10回ほどトライ。(真夏で暑すぎて短時間しか作業できず、3日かけて10回しかできませんでした)

結局、最初に比べてヘコみは浅くなったけど跨っても気づかないレベルまで戻ることはありませんでした。同じ方向にばかり引っ張ってるからでしょうか。スライドハンマー付きのキットを買えばもう少し色々できたかもしれません。

これが我が家のDIYの限界でした。

とりあえずシール貼ったりマグネットでぬいぐるみを貼り付けて誤魔化してそのうち板金屋に持って行くことにしました。

そして数ヶ月後…。

タンクが2つ!?

つづく。