スイングアームバッグを修理する -その2-

前回の続きでスイングアームバッグを修理します。

今の状態です。ベルトの部分に穴が空いていますが…。

元々はツマミのようなロックが付いていました。

新しいロックを付けたいのですが、この部品の名前が分からないのでどうやって探せばいいのか分からず困りました。
結果から言うと「ひねり金具」という名前らしいのですが、ふとランドセルのロックに動きが似てるな思ってランドセルの各部の名前を調べたらランドセルメーカーの解説サイトが出てきて「錠前」という単語を発見。そこから検索して辿り着きました。

無事に「ひねり金具」を入手。

これを買ってからもっと純正風なヤツを見つけましたが買い直すのも面倒なのでこのまま進めます。

簡単そうなメス側から付けました。元々の穴が小さいので加工が必要でしたがそれくらいの手間はなんて事ありません。

次にオス側。
何とかこのまま付けられないかと思いましたが、どうしても足を差し込めないので思い切って土台を外しました。

土台に金具を付けたら縫い付けます。バッグの中に芯材が入っていて針が貫通しないので表面のコットンだけをすくって縫う必要がありました。まっすぐな針しか持っていないので地獄の様な作業です。

・・・ん?

上下逆さまに付けてるぅ!!

これでやる気を無くしたので縫った部分を解体してこの日は作業をやめました。それと今持っている針だと縫いにくいので曲がり針をネットでポチりました。

後日、曲がり針が届いたのでやり直し。だいぶ縫いやすくなりました。
糸も茶色にしたので何かそれっぽいです。

ベルトのコバが擦れてボソボソになっていたので気休め程度に整えました。

完成しました!

見た目はボロいですが機能は取り戻せました。

金具だけなら1200円。針と糸を含めても3000円以内で修理できました。