アクセサリーソケットからバッテリーを充電する(でも失敗)
こんなものを作りました。
スピードマスターのアクセサリーソケットから+と−の線を取り出すアダプターです。
先っちょをギボシにしたのでヘラータイプのソケットよりは汎用的です。でも今回は電源を取り出すのではなくて電気を流し込みます。
何をやるかというと最近弱ってきたバッテリーの充電です。
アクセサリーソケットは常時通電なのでソケットから電気を流してやればバッテリーが充電できるんじゃねぇの?という考えです。ここから充電できればバッテリーカバーを外す必要がないので楽チンです。
で、実際にやってみると数分で充電されなくなることがわかりました(充電器の充電モードが勝手に解除される)。何度やっても同じです。直接バッテリーに充電器を接続すると問題なく充電できるので充電器とバッテリーに問題はないようです。
配線図を見るとアクセサリーソケットとバッテリーの間にはヒューズボックスとコンデンサ(?)っぽい記号があります。
ヒューズは切れていないのでおそらく問題なし。もう一つの記号が仮にコンデンサだとして何か悪さするんだけ?電気を蓄える以外に何か効果があったでしょうか?
コンデンサの性質で検索したらTDKの記事が出てきました。
エレクトロニクス入門 コンデンサ編 No.1「基本構造と性質・静電容量」
https://www.tdk.com/ja/tech-mag/electronics_primer/4#section3
ほぉ〜、コンデンサは直流電流を遮断して交流電流を通すのか。
バッテリー充電器は直流電源だからコンデンサを充電するだけでバッテリーまで電気が届かない。コンデンサが充電されたら電気が流れなくなるので充電器はターミナルが外れたと認識して充電を停止したって感じですかね。車体の発電機(オルタネーター)は交流電源だからバッテリーに電気が届いて問題なく充電できるってことですかね。
追記&訂正:オルタネーターで発電した電気はレギュレータ/レクチファイアで直流になってるので交流のままバッテリーに電気が流れる事はなさそうです。
結局コンデンサが入っているのか不明ですが勉強になりました。
とにかくアクセアリーソケットから充電するのは失敗に終わりました。
〜その後の話〜
|
ディスカッション
コメント一覧
コンデンサだとDCが流れない訳ですが、それだとイモビアンテナとかイグニッションSWも電気流れないですんで、
あの記号はハーネスコネクタの意味かなと思いました。
でも充電が途中で終わる理由がわからないですね。賢い充電器だと止まるのかな。
>yochさん
お久しぶりです。
なるほど。キーオフで放電している間は直流でも流れるのかなと都合よく想像をしてましたがそんなことはないんですね。
例の記号はスイッチやランプ部分にもたくさんあるのでコネクタ説アリかもしれません。
ところでバッテリーにはオルタの交流電流が入ってくると書きましたが、図をよく見たら間にレギュレータ/レクチファイアがいましたので直流が正しいようです。
となると記事の理屈だと発電した電気も流れなくてバッテリーが充電されなくね?となるので、やはりコンデンサではないのかも。
使っている充電器は「BAL No.1734」というチョロチョロと電気を流し続けるだけのあまり賢くないタイプのようです。
うーん、なんで充電が止まるんでしょうねぇ。
どーもどーも。
プラス極はソケットからで、マイナス極はフレームに繋いだらどーでしょうか。
>yochさん
どうでしょう変わりますかねー。やってみますね。