ボンネビルスピードマスターをミッドコントロール化する

スピードマスターのステップ周りを標準のフォワードコントロールからミッドコントロールに変更しました。

交換に踏み切った理由はミッドコンの方がひらひらと気持ちよく走れそうな気がしたからです。(あと海外掲示板の評判がよかった)

取り付けたのは純正のミッドコントロールキットでパーツナンバーは「A9770116」です。

いつものようにDIYで取り付けます。

アクセサリーパーツはいつも海外サイトから買うのですが、楽天でも出品されてました。送料を含めると楽天の方が安かったのでこちらで買いました。ただ、納期が2ヶ月とだいぶ時間がかかりました。

Amazonみたいなトライアンフの箱が届きました。

箱の中身の写真は撮り忘れましたが、ステップとマウント用のステー、ブレーキペダル、チェンジペダルなんかが入っていました。たぶんボンネビルボバーの標準パーツの詰め合わせでしょう。

作業に入りますが、まずは標準のステップ周りを外しました。

外した部品です。

デカいパーツがステップをマウントするステーですが、結構な重量で1.5kgくらいありそうでした。これは不要になるのでだいぶ軽量化されることになります。

次に右側のエキパイとサイレンサーを外しました。

ヘインズの整備書のおかげでネジ位置なんかは大体把握できていたのでここまでスムーズに作業できました。

ここから取り付け作業です。

フォワコンのマウントステーがついていた場所の蓋があるのでそれをつけました。

次にリヤブブレーキ関連パーツをマウントするためのステーをキット付属のものに交換しました。

このステー、大きさはほとんど変わりませんがキット付属のものはかなり軽く作られていました。持った感じは半分以下の重量です。

ブレーキペダルとステップを取り付けました。

右側の作業は終わりなのでエキパイとサイレンサーを元に戻しました。キットには新品のガスケットが付いていますので交換しましょう(しなかったけど)

お次は左側の作業です。

左側はマフラー自体を外す必要はありませんでしたが、カバーの一部を外しました。

カバーを外したところからステップのステーを取り付ける部分にアクセスできます。

ネジ穴のキャップを外してステップのステーを取り付けました。

ステップとチェンジペダル、シフトロッドを取り付けてマフラーカバーを元に戻しました。

以上で作業完了です。

足の位置がだいぶ変わりました。

ミッドコンにしてみた感想

ステップの根元が車体側に引っ込んだのでバンク角に余裕ができました。交差点でよくステップを地面に擦っていましたが、もう街乗りで擦ることはないだろうと思うくらいに改善しました。

ステップが手前に来たことで足の踏ん張りが効くようになりました。お尻だけで支えていた体重が足にも分散したので姿勢が楽になりました。あと、お尻が自由になったせいか体の左右どちらに荷重がかかっているのかがわかりやすくなってコーナーで曲がるきっかけを作りやすくなりました。そして安心して曲がれます。

最初からミッドコンを装備してくれよってレベルで乗りやすいです

ただ、以前交換したハンドルと相まって普通のバイクっぽくなってしまった感はありますね。

個人的には大満足ですよ。