ケンテック:リアダウンキット

さて今回挑むのは…。
ローダウン!!であります。


普通ローダウンって言うとサス自体をストロークの"短い物"に取り替えるのだが、インクラの場合はサスを支えるリンクを"長い物"に取り替えることによってサスを寝かせてしまい、ローダウンを実現できる。

そのリンクがコレだぁ!!

ケンテック製のローダウンキットです。
早速取り付けてみるぜぇえええイヤッハー!!

以下取り付け

まずは右側サイドカバーを外しましょう。
次の画像の通りカバーは1→2→3の順番に外れます。

すると次の画像の様にサスと交換対象のリンクが見えるはずです。

今度は左側サイドカバーをはずします。
まずはバイク本体の説明書に書いてある「リヤショックアブソーバの調整」に従ってサスを露出させます。この際、小物入れを留めるネジの材質が柔らかく、ナメやすい(というかナメたorz)のでドライバーではなく、レンチを使いましょう。

次に、説明書の「冷却水の点検」に従ってエンジンカバーをはずします。
するとメインヒューズが見えます。こいつを外せば左側ステーが完全に見えるのでヒューズボックスの土台ごと外します。

↑ヒューズボックス外し中。

さて、お次はジャッキアップです。
自分は車に積んであったパンタジャッキを使用しました。
ジャッキを使ってバイクを持ち上げます。このとき、フレームを持ち上げなきゃダメですよ(笑
スイングアーム持ち上げても意味がありません。太いところに引っかければたぶん大丈夫でしょう。

持ち上がったら交換するステーを外します。
右側(製造時期によって変わるかもしれません)のナットを回した方が楽だと思います。

↑コレを外す。
ナットが外れれば右側のステーは外せるハズです。

今度は反対側です。

↑このステーは長いボルトで留まっているだけなのでナットが外れればあとは反対側から引っ張るだけで外れるのですが・・・。

フレームに当たって抜けねぇ…。
ジャッキで上げたり今度は下ろしてみたりしてもダメで、ケンテックに電話しようと思ったところで気づきました。
ボルトが差し込まれている部分(下画像矢印)どうやらコレはスペーサーらしく、コレを外せばボルトの自由が効くようになります。というわけで反対側からスペーサーを引き抜きましょう。

↑このスペーサーを…

↑反対側に(゚∀゚)

後はリンクが外れるのでローダウンキットと交換するだけです。
ステーを留めるボルトはガッチリ締めましょう。走行中に外れたら…死にます。

完成!!

最後に:
今回、自分はマフラーを外さずに作業しましたが、それはたまたま装着しているマフラーが作業の邪魔にならなかっただけなので、純正マフラーの場合は外すことになりそうです。
あと自己流でやってるのでまねをしてけがをしても文句いわないでね。自己責任でお願いしますよ(・∀・)