カブで初林道ツー

カブで初ツーリングに行って来ました!
ツーリングが3年ぶりです!!
ツーレポは3年以上ぶりです!!!

そんなブランクがある状況なので走り慣れた房総半島方面に走ってみることにしました。
選んだ道は県道182号、中山林道、県道81号です。
せっかくの小排気量ということで林道デビューもしちゃいます。
距離はだいたい200kmくらい。復活にはちょうどいい距離かな?

というわけで行ってみましょう!

相棒はスーパーカブ110です。60周年アニバーサリー仕様なのがアピールポイントです。
納車から1月半が経過しているのに走行距離はたったの40km。今日はバッチリ走ってもらいます。

千葉市を出発し、国道16号を南下します。排気ガスの匂いが懐かしい。
バイクで何度も走った道で以前はあっという間に通り過ぎていた区間なのですが、なんかやたら時間かかる気がします・・・。
感覚が抜けているのかそれとも実際遅いのか?

いつものコンビニで休憩です。

出発して1時間半ほど走り、今度は国道465号を鴨川方面に。
5〜10分走ると国道が左に折れる交差点が現れ、そことまっすぐ進むと県道182号(通称もみじロード)になります。

ここを走るのはたぶん初めてだと思いますが、軽快なワインディングがしばらく続きます。
カブはトップの4速に入れると流石に失速するシーンもあったけど2速3速を使っていけば十分加速するし、ひらひら曲がれるしで久々に峠を楽しめました。
重量級クルーザーのトルク任せに重いものを動かしてる感も好きですけどね。

さて、県道182号を南下して行くと左手に砂利道が見えました。

山中林道です。県道182号と88号の間を東西につないでいます。
ここで林道デビューと行きましょう!

あー、なんか怖い。

砂利道を進むと早速ぬかるみ&泥水の水たまりが何度も出現。オンロードタイヤなので躊躇するとそのままスタックしそうなので行き起きをつけてビシャーっと通過。
あぁ〜、新車がドロドロ。早くも帰りたい。

しかしこんなのはまだまだ序の口であった。

さらに進むと勾配がてて来た上にゴロゴロした大きめの砂利&深い轍の道に。
バルカンだったら間違いなくフレームが地面に当たってるけどカブは意外と進む。
たぶん2速固定で走ってたと思うんですが、低速になると自動遠心クラッチが勝手に半クラ状態にしてくれるので操作に気をとられることもなく走れました。

うぉーカブすげぇー!!

誰も通らない道でいい大人が一人でキャーキャー言いながら走る姿は他人には見せられない光景だったと思う。

約2kmの林道を抜けて県道88号へ出ました。
バイクを止めて写真を撮る余裕はありませんでしたが楽しい初林道でした。
砂利道程度の林道ならまたコレを目的にツーリングもいいですね。

フロントフェンダーにもみじロードのお土産がくっつく奇跡。
せっかくなのでそのまま走ってたらいつの間にか泥だけ残して消えていました(笑)

県道88号をちょっと南下したら県道34号で東に走って鴨川へ向かいます。
間違って西に行ってしまい、もみじロードの看板が出て来て混乱しました。

この辺りで燃料計の針が真ん中くらいになりました。100kmちょっと走ったかな?
まだ燃料計と実際の残りの感覚が身についてないし、実燃費もわからない。
ガソリンスタンドもそんなに多くないのでとりあえず給油しました。

スタンドのオヤジさんにこのカブ何CC?と聞かれました。
まさかカブでナンシートークが出て来るとは思いませんでしたがそういえば過去には70とか90とかいろんな排気量のカブがありましたね。
給油量の方はタンクのほぼ半分の2L入りました。燃料計の針の感覚を信じて良さそうです。
てか燃費良すぎー。

鴨川に入って県道34号が終わり、今度は国道128号を勝浦方面に走ります。
鴨川シーワールドの前を通過して天津というところで県道81号(養老渓谷ライン)に入ります。
この道を北上してあとはひたすら自宅を目指します。
この道もワインディングがかなりの距離続きます。所々道が狭いので車はすれ違いに苦労します。
何度か前の車に詰まってしまいましたが道を譲ってくれる車が多く、快適に走れました。

そのままずっと走っていると・・・。

ん?

チバニアン。なんかニュースで聞いたやつ。
気になったので行ってみました。

この先に地球磁気反転期の地層があるそうです。
後から少しネットで調べましたが過去に地球の磁気が反転していた時代が何度もあったとか。
今逆転すると方位磁石が南北逆を示すってことですね・・たぶん。
そんな時代がまた一つあったという証拠がここ千葉で見つかったってことですね・・たぶん。
さらにこの年代を地質学の境界(ジュラ紀みたいな)に使いません?という動きがあるそうで認められればその時代はチバニアンと呼ばれるそうです。
なんかロマンのある話ですね。
そんなことも知らずに看板を見て気になっただけの男が見学にします。

思いっきり川の側です。増水してたらヤバそう。

滑ると思ったら地面が凍ってるし。

その先に見えたものは・・・。

チバニアンの地層(バァン!!)

えぇ・・・。

そんな地層っぽさないですね・・・。という感想を持ってしまいましたが、ここの地層が逆向きに時期を帯びているってことだと思うので見た目じゃわからないんでしょうね。
とりあえず研究、調査の現場を見学できたことに感謝してこの場を後にしました。

そこからまた県道81号を北上して国道297を通って国道16号に戻りました。
あとは元来た道を通って自宅に帰りました。

今回は197kmのツーリングでした。

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